保育士になるには

保育士資格が必要

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女性に人気の職業、保育士ですが、近年では男性の保育士も多く活躍しています。保育士として働くためには、どのようにしたら良いのでしょうか?
まず保育士になるには、保育士の資格である国家資格が必要となります。資格を取得していなければ、保育士として働くことはできません。 保育士の資格を取得する方法は、大学、短大、専門学校などの保育士養成課程で所定の課程を修了するか、保育士試験に合格するかになります。 いずれの方法でも、保育士の資格を取得したあと、資格を生かして働くためには、保育士登録が必要になります。 また、保育士試験は、保育士養成所を卒業していなくても受験できるため、社会人となったのちに受験をすることも可能ですが、 この場合は受験資格の条件がありますので、よく確認しましょう。

保育士登録ってなに?

保育士資格を持っているというだけでは、保育士として働く事はできません。保育士として働くためには、保育士登録をし、保育士証の交付を受けなければなりません。 保育士登録申請手続きを行うには、申請書や記入例などがセットされている「保育士登録の手引き」が必要になります。 はじめにこの「保育士登録の手引き」を登録事務処理センターから取り寄せ、登録料を支払います。そして申請に必要な書類を提出し、保育士証の交付を受けます。

幼稚園の先生として働くためには

幼稚園の先生として働く場合、保育士資格のみでは先生として働けませんので、同時に幼稚園教論の免許が必要になります。 保育士養生学校(大学、短大、専門学校)を卒業することで同時に保育士・幼稚園教論の免許が取得できます。 また、幼稚園教論の免許だけが無い場合、保育士資格取得後3年以上の実務経験があると、幼稚園教諭免許の認定試験を受けることができます。 合格することで、2種免許状の習得が可能です。

公立保育園で働くためには

公立の保育園で正規職員として働くためには、公務員の採用試験に合格しなければなりません。 受験資格としては、保育士資格を持っている人、または採用が次年度の4月からとなりますので、それまでに資格を習得する見込みのある人です。 また採用試験に合格したからといって、すぐに保育園で働けるということではありません。 採用試験合格者は採用候補者名簿に登録され、保育園や児童福祉施設、養護施設などからの採用希望を待つことになります。 万が一、どこの施設にも配属が決まらず、登録有効期限である1年間を過ぎてしまった場合には、再度採用試験を受けなければなりません。 また受験資格には年齢制限があるので、必ず自治体に確認をしましょう。